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鉢金
ふりがな文庫
“鉢金”の読み方と例文
読み方
割合
はちがね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はちがね
(逆引き)
赤くさびている
兜
(
かぶと
)
の
鉢金
(
はちがね
)
のようなものが透いて見える。ただの鍋かなんぞかも知れないが勘太は、それをさえ足に踏むことを
懼
(
おそ
)
れた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は広い
室
(
へや
)
の片隅にいて真ん向うの
突当
(
つきあた
)
りにある遠い戸口を眺めた。彼は仰向いて
兜
(
かぶと
)
の
鉢金
(
はちがね
)
を伏せたような高い丸天井を眺めた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
……
籠手
(
こて
)
すね当てのかずを調べ、野郎どもに渡して置け。……くさりかたびらも大切だ、千切れた所はつづるがいい……たすきの
白布
(
しらぬの
)
頭
(
あたま
)
の
鉢金
(
はちがね
)
、さあさあ人数だけこしらえろ……
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鉢金(はちがね)の例文をもっと
(15作品)
見る
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
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泉鏡花