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籠手
ふりがな文庫
“籠手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こて
97.0%
ごて
3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こて
(逆引き)
申分の無い普請で、部屋の外、
納戸
(
なんど
)
になつて居る板敷の長四疊には、
面
(
めん
)
や
籠手
(
こて
)
、
塗胴
(
ぬりどう
)
や、
竹刀
(
しなひ
)
などが、物々しくも掛けてあるのです。
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
革のこなし方が実に見事で、一朝にして生れた仕事でないのを想わせます。
面頬
(
めんぼお
)
も
胴
(
どう
)
も
籠手
(
こて
)
もしばしば見とれるほどの技を示します。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
籠手(こて)の例文をもっと
(50作品+)
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ごて
(逆引き)
私は弓
籠手
(
ごて
)
を持っていず、また矢が絃を離れる時日本風に弓をひねることができないので、その後二週間も手首が赤くすりむけていた。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
肌着は
浅黄羽二重
(
あさぎはぶたえ
)
の綿入、
鎖帷子
(
くさりかたびら
)
を着こみ、茶裏の黒小袖の袂を短く縫いこみ、
両臂
(
りょうひじ
)
には
一重差
(
ひとえざし
)
の甲無し
籠手
(
ごて
)
を
貫
(
ぬ
)
き、
大真田
(
おおさなだ
)
の
襷
(
たすき
)
をかけ、
鎖股引
(
くさりももひき
)
に
陣草鞋
(
じんわらじ
)
。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
籠手(ごて)の例文をもっと
(2作品)
見る
“籠手”の解説
籠手(こて、小手、甲手、篭手)は戦闘時に上腕部から手の甲までを守るための防具。材質は革、鉄、青銅、丈夫な布地など。拳闘士の手を保護する防具も籠手(ナックルガード)とよばれるが、一般的には斬撃を防ぐ目的の防具を言う。
(出典:Wikipedia)
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“籠手”で始まる語句
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国枝史郎
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作者不詳
林不忘
柳宗悦