“籠手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こて97.0%
ごて3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申分の無い普請で、部屋の外、納戸(なんど)になつて居る板敷の長四疊には、面(めん)や籠手(こて)、塗胴(ぬりどう)や、竹刀(しなひ)などが、物々しくも掛けてあるのです。
革のこなし方が実に見事で、一朝にして生れた仕事でないのを想わせます。面頬(めんぼお)も胴(どう)も籠手(こて)もしばしば見とれるほどの技を示します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
私は弓籠手(ごて)を持っていず、また矢が絃を離れる時日本風に弓をひねることができないので、その後二週間も手首が赤くすりむけていた。
肌着は浅黄羽二重(あさぎはぶたえ)の綿入、鎖帷子(くさりかたびら)を着こみ、茶裏の黒小袖の袂を短く縫いこみ、両臂(りょうひじ)には一重差(ひとえざし)の甲無し籠手(ごて)を貫(ぬ)き、大真田(おおさなだ)の襷(たすき)をかけ、鎖股引(くさりももひき)に陣草鞋(じんわらじ)。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)