“胴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どう96.0%
どいがえ1.0%
どうなか1.0%
トルス1.0%
ボデー1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいわい、わたしたちは、みんなよくかお人間にんげんているばかりでなく、どうからうえ人間にんげんそのままなのであるから——さかな獣物けもの世界せかいでさえ
赤いろうそくと人魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
どいがえじゃございませんか。それからこいつが轆轤座ろくろざ切梁きりはり、ええと、こいつが甲板のしん、こいつがやといでこいつが床梁とこ、それからこいつが笠木かさぎ、結び、以上は横材でございます」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
どうなかくぼんだ、かしらがざんばらの栗の林でおおかぶさっていようというんで、それこそ猿が宙返りでもしなければ上れそうにもなし、一方口はその長土間でしょう
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
まるく息づくトルスは黒い大輪のばら
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)
黒い髪に対して真赤な爪はどんな色彩効果かということは考えられていず、ボデー長に、ロマネスクのモードの滑稽なあわれさが自覚されていない。商店の広告はアメリカ広告の植民地的真似をしている。
平和への荷役 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)