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胴顫
ふりがな文庫
“胴顫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どうぶる
76.5%
どうぶるひ
17.6%
どうぶるい
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうぶる
(逆引き)
清浄
無垢
(
むく
)
な美しい身体を考えると、
賽
(
さい
)
ころの目一つに、あらゆる
身上
(
しんしょう
)
を張り込んだ人間のように、平次は腹の底から
胴顫
(
どうぶる
)
いを感ずるのでした。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
胴顫(どうぶる)の例文をもっと
(13作品)
見る
どうぶるひ
(逆引き)
お峯は
胴顫
(
どうぶるひ
)
して、長くここに
留
(
とどま
)
るに堪へず、夫を勧めて奥に
入
(
い
)
りにけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
胴顫(どうぶるひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
どうぶるい
(逆引き)
間
(
あい
)
の襖を
締切
(
しめき
)
って、そこにあった小さな机の上に
洋燈
(
ランプ
)
を置き、同じくそこにあった
小坐蒲団
(
こざぶとん
)
の上に身を置くと、初めて
安堵
(
あんど
)
して我に返ったような気がした。同時に寒さが
甚
(
ひど
)
く身に
染
(
し
)
みて
胴顫
(
どうぶるい
)
がした。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
胴顫(どうぶるい)の例文をもっと
(1作品)
見る
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
顫
漢検1級
部首:⾴
22画
“胴”で始まる語句
胴
胴中
胴衣
胴間声
胴忘
胴乱
胴服
胴巻
胴体
胴震
“胴顫”のふりがなが多い著者
島田清次郎
尾崎紅葉
幸田露伴
谷崎潤一郎
野村胡堂
永井荷風
国枝史郎