“締切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しめき50.0%
しめきり40.0%
しめきっ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへおともだちがておはなしをしてゐると、どこから這入はいつてたものか、また椽側えんがはた、わたしあわてゝ障子せうじ締切しめきつた。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
郵便物は皆しっとりれていた。葉書が三枚その中の二枚は株屋の広告一枚は往復葉書で貴下のすきな芸者と料理屋締切しめきりまでに御返事下さいなどと例の無礼千万な雑誌編輯者へんしゅうしゃの文言。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
締切しめきって、誰もあすこへ入らぬ様にして下さい。召使の人達にも決してあの部屋へ足踏みせぬ様、きびしくいい渡して下さい。悪くすると、人の命にもかかわる様なことが起るかも知れません
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)