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胴乱
ふりがな文庫
“胴乱”の読み方と例文
旧字:
胴亂
読み方
割合
どうらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうらん
(逆引き)
それからまた
胴乱
(
どうらん
)
と云って
桐
(
きり
)
の木を
刳
(
く
)
り抜いて
印籠
(
いんろう
)
形にした煙草入れを竹の煙管筒にぶら下げたのを腰に差すことが学生間に
流行
(
はや
)
っていて
喫煙四十年
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
おしゃれも
仲々
(
なかなか
)
むずかしく、やけくそになって、ズボンの寝押しも怠り、靴も磨かず、
胴乱
(
どうらん
)
をだらんとさげて、わざと猫背になって歩きました。
おしゃれ童子
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
背戸
(
せど
)
から廻って来たらしい、草鞋を
穿
(
は
)
いたなりで、
胴乱
(
どうらん
)
の
根付
(
ねつけ
)
を
紐長
(
ひもなが
)
にぶらりと
提
(
さ
)
げ、
銜煙管
(
くわえぎせる
)
をしながら並んで
立停
(
たちどま
)
った。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
胴乱(どうらん)の例文をもっと
(15作品)
見る
“胴乱”の意味
《名詞》
植物を採集する際に使用する円筒形の容器。
薬や印鑑などの小物を入れて腰に下げて使用する皮製の袋。
(出典:Wiktionary)
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“胴”で始まる語句
胴
胴中
胴衣
胴間声
胴忘
胴顫
胴服
胴巻
胴体
胴震
“胴乱”のふりがなが多い著者
柳宗悦
三遊亭円朝
宮原晃一郎
泉鏡太郎
柳田国男
吉川英治
泉鏡花
久生十蘭
太宰治
寺田寅彦