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印籠
ふりがな文庫
“印籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんろう
98.4%
いんらう
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんろう
(逆引き)
指さした縁側には、
誂
(
あつら
)
へたやうに泥足、
鑿
(
のみ
)
でこじ開けたらしい雨戸は、
印籠
(
いんろう
)
ばめが痛んで、敷居には滅茶々々に傷が付いてをります。
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
事実籠をつくる人は、陶工、根付、
印籠
(
いんろう
)
の作者、金属細工人、その他の細工人が彼等の作品に署名するのと同じく、自分の名を記す。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
印籠(いんろう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いんらう
(逆引き)
饗應
(
もてなし
)
ける
斯
(
かく
)
てお花は喜内に
貰
(
もら
)
ひたる
印籠
(
いんらう
)
の中に何ぞ友次郎が
藥
(
くすり
)
に成べき品は無かと一ツ/\に開て見るに其中に
腫物
(
しゆもつ
)
一切の
妙藥
(
めうやく
)
と記したる一包の藥有りければお花は大に
悦
(
よろこ
)
び友次郎にも忠八にも是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
印籠(いんらう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“印籠”の意味
《名詞》
印籠(いんろう)
印や印肉、薬を入れて携行するための小さな箱。扁平で円形の筒状になっており三重または五重の容器。
(出典:Wiktionary)
“印籠”の解説
印籠(いんろう)とは、薬などを携帯するための小さな容器のことを言う。当初は印を入れたことから印籠と称され、主に携帯用の常備薬入れとして実用的な道具であったが、後に美術工芸品へと変容した。数える単位は合(ごう)、または具(ぐ・そなえ)。
(出典:Wikipedia)
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“印籠”で始まる語句
印籠抉
印籠鞘
印籠填
印籠漬
印籠秘封
検索の候補
印籠填
印籠抉
印籠漬
印籠鞘
印籠秘封
“印籠”のふりがなが多い著者
吉川英治
三遊亭円朝
三上於菟吉
中勘助
中里介山
佐々木味津三
柳宗悦
江見水蔭
作者不詳
幸田露伴