印籠いんらう)” の例文
饗應もてなしけるかくてお花は喜内にもらひたる印籠いんらうの中に何ぞ友次郎がくすりに成べき品は無かと一ツ/\に開て見るに其中に腫物しゆもつ一切の妙藥めうやくと記したる一包の藥有りければお花は大によろこび友次郎にも忠八にも是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)