赤いろうそくと人魚あかいろうそくとにんぎょ
人魚は、南の方の海にばかり棲んでいるのではありません。北の海にも棲んでいたのであります。 北方の海の色は、青うございました。あるとき、岩の上に、女の人魚があがって、あたりの景色をながめながら休んでいました。 雲間からもれた月の光がさびしく、 …
作品に特徴的な語句
うえ ぼん くれない 心持こころも さいわ おだ なさ 妊娠みもち ゆる ぶん かぞ ことわ 最初さいしょ ほう しん のち えん 底深そこぶか きゅう 年寄としよ くる あら いえ むすめ あつか うば 記念きねん はな よる えが そと 転覆てんぷく あか 生活せいかつ 獣物けもの あいだ のぞ つめ はい なか りく 燈火あかり かたむ とも たよ おと ひび 人魚にんぎょ あたま 頭髪かみのけ うみ 海岸かいがん 海草かいそう なみだ はこ 滅入めい こた 漁師りょうし ただよ まど 空想くうそう そら 火影ほかげ わたし 災難さいなん まつ 神社じんじゃ かみ れい いた しろ 船乗ふなの のぼ めずら もう 用事ようじ ひと