“年寄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
としより55.7%
としよ41.4%
としと2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここだろうと、いい加減に見当をつけて、ごめんご免と二返ばかり云うと、おくから五十ぐらいな年寄としよりが古風な紙燭しそくをつけて、出て来た。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
垂木たるきは、年寄としよりのおもみさえささえかねたとみえて、メリメリというおととともに、伯父おじさんのからだ地上ちじょうっさかさまに墜落ついらくしたのでした。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
吉田よしださんは、東京とうきょうへおいきなきるって、ほんとうですか。」と、年寄としとって、もうかみ白毛しらがえる先生せんせいが、いわれました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)