“町年寄”の読み方と例文
読み方割合
まちどしより100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取調役はそれをひらいて、いちの願書がんしょと引き比べた。いちの願書は町年寄まちどしよりの手から、取り調べの始まる前に、出させてあったのである。
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「しかたがありませんから、町年寄まちどしよりへ泣きついて、いくらかお慈悲を仰ごうじゃありませんか」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
月番つきばん町年寄まちどしより立会たちあいの上で、おろおろしている伊豆伍夫婦にお上の一書を渡した。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)