“町中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちなか72.0%
まちじゅう18.0%
まちぢう4.0%
まちちう2.0%
まちぢゆう2.0%
まちゞゆう2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大洪水は別として、排水の装置が実際に適しておるならば、一日や二日の雨の為に、この町中まちなかへ水を湛うるような事は無いのである。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
ことに屋賃をはじめ、将校の階級によってあたいが違うのは不都合である。休暇を貰っても、こんな土地では日の暮らしようがない。町中まちじゅうに見る物はない。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
殺し金子きんす五百兩うばひ取其のちなほ同所どうしよにて三五郎をも殺害せつがひ致し候段重々ぢう/\不屆至極ふとゞきしごくに付町中まちぢう引廻ひきまはしのうへ千住小塚原に於て獄門ごくもんおこなふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方儀そのはうぎ手代てだいちう八と密通みつつういた不屆至極ふとゞきしごくつき町中まちちう引廻ひきまはしのうへ淺草あさくさおい獄門ごくもんくる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
したがつて、その附近の町に力士部屋があつたから、場處がはじまると兩國近所は町中まちぢゆうが狂氣のやうに興奮してしまつたのだ。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
ばんにはいつ郵便局長いうびんきよくちやうのミハイル、アウエリヤヌヰチがあそびにる。アンドレイ、エヒミチにつては人間ひとばかりが、町中まちゞゆう一人ひとりけぬ親友しんいうなので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)