“手代”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
てだい88.6%
てがわ6.8%
クラーク2.3%
テシロ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“手代”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.9%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
西洋人を乗せた自動車がけたたましく馳け抜ける向うから紙細工の菊を帽子に挿した手代てだいらしい二、三人連れの自転車が来る。
障子の落書 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
大勢の奉公人のすみに、ちょこなんと、かしこまっている自分だった。手代てだいもいる。飯炊き男もいる。下婢かひもいる。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多力の者を選んで一人で持たせ、三四人の手代てがわりが付添うてあるいたというから、あるいは新潟の夜七夕よりも壮大だったかと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
勘爺さんがうなずいた。「然だ/\、手代てがわりでやるだな。野良番が四人よったりに、此家の作代に、おらが家の作代に、それから石山さんの作代に、それから、七ちゃんでもいてもらうべい」
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「パーマーのメカケは、あたしひとりじゃないの。あたしは化繊のほうの係で、グラス・ファイバーやアセテートの売込みをしています。手代クラークがわりというところよ。話ってものは、よく聞いてみないとわからないもんだわね」
あなたも私も (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
手代テシロ」と言ふのも、奈良時代に既に見えた語で、神の手其物として働くものである。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
神の内容が分解して、手代テシロなる「神使」の属性が游離して来ると、神・神主の間に血族関係を考へる習はしを推し及して、神使ひの血筋としての神奴と言ふ考へ方が、出て来る事もありさうだ。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)