“てがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
手代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多力の者を選んで一人で持たせ、三四人の手代てがわりが付添うてあるいたというから、あるいは新潟の夜七夕よりも壮大だったかと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
勘爺さんがうなずいた。「然だ/\、手代てがわりでやるだな。野良番が四人よったりに、此家の作代に、おらが家の作代に、それから石山さんの作代に、それから、七ちゃんでもいてもらうべい」
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
本阿弥ほんあみだの、徒目付かちめつけだの、石出帯刀いわでたてわきだのという連中が来てズラリと並び、斬り手の朝右衛門は手代てがわり弟子らと共に麻裃あさがみしもでやって来て、土壇どだんの上や試しの方式にはなかなかの故実を踏んでやることを