“年寄染”の読み方と例文
読み方割合
としよりじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酋長の手から買取つて、和蘭陀の、其の貴公子が、此のうちへ贈りものにした——うね、お前さんの、あの、御先祖と云ふと年寄染としよりじみます、其の時分はわかいのよ。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
平次の調子は少し年寄染としよりじみた意見になります。
酋長しうちやうから買取かひとつて、和蘭陀オランダの、貴公子きこうしが、うちおくりものにした——うね、おまへさんの、あの、御先祖ごせんぞふと年寄染としよりじみます、時分じぶんわかいのよ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)