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貴公子
ふりがな文庫
“貴公子”の読み方と例文
読み方
割合
きこうし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこうし
(逆引き)
此
(
こ
)
のね、
可愛
(
かはい
)
らしいのが、
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
の、
和蘭陀館
(
オランダやかた
)
の
貴公子
(
きこうし
)
ですよ。
御覽
(
ごらん
)
、——お
待
(
ま
)
ちなさいよ。
恁
(
か
)
うして
並
(
なら
)
べたら、
何
(
なん
)
だか、もの
足
(
た
)
りないから。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「何がそれみろだ。余裕は僕に返せと云わないという意味が君にはよく解らないと見えるね。気の毒なる
貴公子
(
きこうし
)
よだ」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その唇は二枚の小さき
花弁
(
かべん
)
の如く、その鼻は美しき
貴公子
(
きこうし
)
の鼻と異なる所なく必ず細き曲線に限られ、またその眼は二つの穴の真中に黒点を添へたるに過ぎず。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
貴公子(きこうし)の例文をもっと
(6作品)
見る
“貴公子”の意味
《名詞》
身分が高い家の若い男子。
容姿などがよく、気品がある男子。
(出典:Wiktionary)
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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