“貴子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかこ50.0%
うづみこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に貴子たかこさんが客間を検分けんぶんする。お母さんは髪をなぜつけたり着物を着かえたり大騒おおさわぎだ。いくらふいてもあせが流れた。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
貴子たかこさんも狼狽ろうばいした。実は事によるとほんとうにおいでになるかもしれないと思って、三、四日用心していたのをあいにく今日から油断したのだった。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
この時伊耶那岐の命いたく歡ばして詔りたまひしく、「吾は子を生み生みて、生みのはてに、三柱の貴子うづみこを得たり」と詔りたまひて、すなはちその御頸珠みくびたまの玉の緒ももゆらに取りゆらかして一八