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検分
ふりがな文庫
“検分”の読み方と例文
読み方
割合
けんぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんぶん
(逆引き)
警視庁
(
けいしちょう
)
の
技師
(
ぎし
)
が、ふいに
牛舎
(
ぎゅうしゃ
)
の
検分
(
けんぶん
)
にきた。いきなり牛舎のまえに車にのりこんできて、すこぶる
権柄
(
けんぺい
)
に主人はいるかとどなった。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
警官が聞きこんで、その鞄を
検分
(
けんぶん
)
に来た。彼は東京からの
指令
(
しれい
)
を
憶
(
おぼ
)
えていたので、
早速
(
さっそく
)
「それらしきもの漂着す」と無電を打った。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「おう……
天目山
(
てんもくざん
)
であいはてた、父の勝頼、また兄の太郎
信勝
(
のぶかつ
)
に、さても
生写
(
いきうつ
)
しである……。あの
戦
(
いくさ
)
のあとで
検分
(
けんぶん
)
した
生首
(
なまくび
)
に
瓜
(
うり
)
二つじゃ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
検分(けんぶん)の例文をもっと
(12作品)
見る
“検分”の意味
《名詞》
検分(けんぶん)
立ち会って検査の上、見届けること。
(出典:Wiktionary)
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“検”で始まる語句
検
検屍
検非違使
検校
検挙
検見
検査
検覈
検疫
検察官
検索の候補
下検分
御検分
新墓検分
現場検分
“検分”のふりがなが多い著者
佐々木邦
吉川英治
伊藤左千夫
海野十三
小川未明