“信勝”の読み方と例文
読み方割合
のぶかつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おう……天目山てんもくざんであいはてた、父の勝頼、また兄の太郎信勝のぶかつに、さても生写いきうつしである……。あのいくさのあとで検分けんぶんした生首なまくびうり二つじゃ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まだおん年も十六の太郎信勝のぶかつさままで、一きわすぐれた目ざましいお討死うちじにでござりました」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉の方から正使せいし富田知信とものぶ副使ふくし津田信勝のぶかつのふたりが、講和使節として、岡崎へ来た。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)