“信楽”の読み方と例文
旧字:信樂
読み方割合
しがらき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家康の一行が、信楽しがらきから伊賀へと向って来たときあとから追いついて来た家士の一名が、そのいましめともなる生々しい一事件を告げた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茶壺ちゃつぼ。丈一尺四分、胴巾九寸、口径四寸五分。陶器。窯は江州ごうしゅう信楽しがらき。手法は焼締め、鉄流し釉。日本民藝美術館(現在、日本民藝館)蔵。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「吉は手工しゅこうが甲だから信楽しがらきへお茶碗造りにやるといいのよ。あの職人さんほどいいお金儲けをする人はないっていうし。」
笑われた子 (新字新仮名) / 横光利一(著)