“手工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅこう87.5%
しゆこう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「吉は手工しゅこうが甲だから信楽しがらきへお茶碗造りにやるといいのよ。あの職人さんほどいいお金儲けをする人はないっていうし。」
笑われた子 (新字新仮名) / 横光利一(著)
ちょうどその時分じぶん、いちばんちいさいえいちゃんが学校がっこうがりました。そして学校がっこう手工しゅこうにはさみがいることになりました。
古いはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
末子すゑこ學校がくかう先生せんせいから手工しゆこうならひませう、自分じぶんかみはこなどをつくるのは、上手じやうず出來できても出來できなくても、たのしみなものでせう。とうさんが自分じぶんたこつくつたのは、丁度ちやうど前達まへたち手工しゆこうたのしみでしたよ。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)