“しゅこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シュコウ
語句割合
酒肴42.2%
首肯27.4%
趣向14.8%
手工5.2%
手交3.0%
主公1.5%
珠光1.5%
主侯0.7%
手巧0.7%
朱皓0.7%
(他:3)2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村重はこうぶつぶついってから、家臣の者へ、酒肴しゅこうの用意などいいつけ、先にぷいと起って、もういちど官兵衛にむかい、
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大阪の町奉行の用人を知っていたから、それを訪ねて帰ると、大阪の奉行所から追っかけ使者がきて酒肴しゅこうを届けて行った。
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
されど君が画における伎倆ぎりょうは次第にあらはれ来り何人もこれに対しての賞賛を首肯しゅこうせざる能はざるほどになりぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
しかるに従来流布るふしている蕪村論は、全く著者と見る所を異にして、一も自分を首肯しゅこうさせるに足るものがない。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
そんなところが、あのお伽噺とぎばなしのつらい夫婦ふうふ別離わかれという趣向しゅこうになったのでございましょう……。
そして、彼の滞在のために、にわかに囲った仮屋作りの八畳で、七月七日から十三日まで、七日のあいだ茶事を興行するゆえ、その趣向しゅこうをせよ、と命じた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、青年せいねんのほうは、子供こどもらに、手工しゅこうのけいこをしたり、自由画じゆうがをかかせたりしました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
「吉は手工しゅこうが甲だから信楽しがらきへお茶碗造りにやるといいのよ。あの職人さんほどいいお金儲けをする人はないっていうし。」
笑われた子 (新字新仮名) / 横光利一(著)
ゴンゴラ総指揮官は、ついに白紙命令書百枚を金博士に手交しゅこうして、博士の手腕に大いに期待するところがあった。
はいって来ると、名刺を一々運転手君にまでうやうやしく手交しゅこうした。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
案内を乞うて来意を通ずれば、「珍しき人よりの手紙かな、こちらへと言え」と書生に命ずる主公しゅこうの声聞えたり。
良夜 (新字新仮名) / 饗庭篁村(著)
援軍きたらぬと告げよと命ぜられ、送られて城下に至った時、城を仰いで大声に主公しゅこうの大軍すでに出発したれば来援らいえん三日をでぬであろう
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
珠光しゅこう一休いっきゅう雲舟せっしゅうもそうした「闇の世代」の人々ではあった。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茶人珠光しゅこうはその門人であった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
捨てた父母は何者か知らぬが、巳代吉が唖ながら心霊しんれい手巧しゅこう職人風のイナセな容子を見れば、祖父母の何者かが想像されぬでもない。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
朱皓しゅこうのほうには、窄融さくゆうだの劉繇りゅうようなどという豪族が尻押しについたので、玄はたちまち敗戦に陥り、南昌の城から追いだされてしまった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事実、中央からは、漢朝の辞令をおびた朱皓しゅこうというものが、公然任地へ向ってきたが、もう先に、べつな太守がきて坐っているため、城内へ入ることができなかった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
縄麻じょうま蛇相じゃそうも生じたがる、株杭しゅこう人想にんそうの起りたがる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
この至誠殉法の一語は、民会にさとす百万言よりも彼らの叛意を翻すに殊効しゅこうがあったろうと思う。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
三界六道さんがいろくどうの教主、十方最勝じっぽうさいしょう光明無量こうみょうむりょう三学無碍さんがくむげ億億衆生引導おくおくしゅじょういんどう能化のうげ南無大慈大悲なむだいじだいひ釈迦牟尼如来しゃかむににょらいも、三十二そう八十種好しゅこう御姿おすがたは、時代ごとにいろいろ御変りになった。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)