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手交
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しゅこう
ふりがな文庫
“
手交
(
しゅこう
)” の例文
それと茶店に待たせてある何濤が、
直々
(
じきじき
)
知事に面接して、公文
手交
(
しゅこう
)
の手続きをとれば、もう万事は休すです。……即刻、ここはお立ち退きあるがいい
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ゴンゴラ総指揮官は、
遂
(
つい
)
に白紙命令書百枚を金博士に
手交
(
しゅこう
)
して、博士の手腕に大いに期待するところがあった。
独本土上陸作戦:――金博士シリーズ・3――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
はいって来ると、名刺を一々運転手君にまでうやうやしく
手交
(
しゅこう
)
した。
若
(
も
)
しそうと知ってしたのならば美しいことだと微笑された。またそれほど黒背広の運転手君もひとかどの紳士らしく見えた。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
進士
(
しんし
)
作左衛門が云い出すまでもなく、この十九日附け発令で、安土から明智家に
手交
(
しゅこう
)
された軍令状というものは、光秀のみならず全家中をして、
憤怒
(
ふんぬ
)
せしめたものだった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(警視庁において、タイプライターでうった原文を
手交
(
しゅこう
)
)
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭