“三歳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みっつ29.5%
みッつ29.5%
みとせ11.4%
みつ9.1%
みつつ9.1%
さんさい4.5%
みつゝ2.3%
みつヽ2.3%
みツつ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“三歳”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
お崎は悲しく頭を振りました。よしんば長崎に居たことがあるにしても、それはお崎が三歳みっつの時でなければならないのです。
まだ三歳みっつほどの男の子が、百姓女みたいに頭をくるまれて、親指だけ分かれた大きな手袋をして、舞いかかる雪片を舌で捕えようとして笑っている。
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しし? ——猪がれ申したか。たしかわたしの方が三歳みッつ上じゃったの、浪どん。昔から元気のよかかたじゃったがの」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
この時、額から垂々たらたらと血が流れたが、それには構わないで、ほとんど本能的に、胸へ抱いた年弱の三歳みッつの子を両手で抱えた。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その恋中のたのしみを添へて、三歳みとせうさはらせしもこの酒ならずや。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
一歳ひととせか、二歳ふたとせか、三歳みとせの後か、明さんは、またも国々をめぐり、廻って、唄は聞かずに、この里へ廻って来て、空家なつかし、と思いましょう。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おのれより三歳みつわか山田やまだすで竪琴草子たてごとざうしなる一篇いつぺんつゞつて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ふとった三歳みつばかりの男の
心の姿の研究 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
取り亂した化粧部屋にはただひとり三歳みつつ四歳よつつの私が𢌞まはりながら何ものかを探すやうにいらいらと氣をあせつてゐた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
ふとった三歳みつつばかりの男の児が
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
三歳さんさいきみをふうはりと、しろつばさいだ
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そはいとけな三歳さんさいのむかしなれば。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
或る日嬢様に向つて私も愈/\来春らいはるは博士論文を呈出しますと仕たり顔に云ふと、オヤ貴君あなたも御用学者になるの、博士と云ふと大層らしいが三年経つと三歳みつゝといふ比喩たとへもありますから子
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
阿母さんはもう座敷の拭掃除ふきそうぢも台所の整理事しまひごとませて、三歳みつヽになる娘の子をせなひ乍ら、広い土間へ盥を入れて洗濯物せんたくものをしてる。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
きやうさんが、圓髷まるまげあねさんかぶりで、三歳みツつのあかちやんをじふ背中せなか引背負ひつしよひ、たびはだし。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)