“土方歳三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひじかたとしぞう71.4%
ひぢかたとしざう28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも、新選組の中で、土方歳三ひじかたとしぞうと共に、美貌びぼううたわれただけあって、やつれ果ててはいたが、それがかえって「病める花弁はなびら」のような魅力となってはいた。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
近藤は京都にまいりまして間もなく、京都守護職であった会津侯と結託して、芹沢鴨せりざわかも土方歳三ひじかたとしぞう等数人と一団になって、清河等と分離しまして、京都に居残ったのであります。
話に聞いた近藤勇 (新字新仮名) / 三田村鳶魚(著)
新撰組結成六ヶ月で、近藤勇、土方歳三ひぢかたとしざうは、その隊長芹沢鴨を、その妾宅に襲つて斬つた。
で、さういふ者を檢擧する爲に、新徴組しんちようぐみといふものが出來た。そのうちには、の有名な土方歳三ひぢかたとしざうや、近藤勇こんどういさむといふやうな人もはいつて居た。そして其の支配が出羽ではの庄内の酒井左衞門尉さかゐさえもんのじやう
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)