『大衆維新史読本（たいしゅういしんしどくほん）：07 池田屋襲撃（07 いけだやしゅうげき）』

新撰組結成 新撰組の母胎とも云ふべき、幕府が新に徴募した浪士団が家茂将軍警護の名目で、江戸を出発したのは、文久三年の二月八日であつた。 総勢凡そ二百四十名、二十三日に京都郊外壬生に着いたがこれを新徴組と云ふ。隊長格は庄内の清河八郎で、丈のす …

著者	菊池寛
ジャンル	歴史 > 日本史 > 日本史
初出	「オール讀物」1937（昭和12）年8月
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約16分（500文字/分）
朗読目安時間	約26分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

戦（たゝかひ） 終（をはり） 被（かうむ） 谷（きは） 一時（いつとき） 通（とほり） 宜（よろし） 詳（つまびら） 鏖殺（あうさつ） 相成（あひな） 丈（だけ） 俄（にはか） 斯（かく） 家茂（いへもち） 巧（たくみ） 蓋（けだ） 悪（にく） 芹沢（せりざは） 窃（ひそか） 縄手（なはて） 濫觴（らんしやう） 猶（なほ） 誑（たぶらか） 基（もとづ） 単衣（ひとへ） 兼備（かねそな） 雖（いへど） 克（よ） 元結（もとゆひ） 働（はたらき） 騒擾（さうぜう） 齎（もた） 有之（これあり） 結（ゆ） 頗（すこぶ） 素（もと） 鼎蔵（ていざう） 竭（つく） 容保（かたもり） 丈（たけ） 下拙（げせつ） 乃（すなは） 仕（つかまつ） 兎角（とかく） 剰（あま） 古高（こだか） 壬生（みぶ） 実美（さねとみ） 稔麿（としまろ） 屯致（たむろいた） 御募（おつのりに） 慶喜（よしのぶ） 流石（さすが） 潮来（いたこ） 無滞（とゞこほりなく） 然（しか） 知勇（ちゆう）