“無滞”の読み方と例文
旧字:無滯
読み方割合
とゞこほりなく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「其内、近藤勇と云ふ者は、知勇ちゆう兼備かねそなはり、何事を掛合に及候ても無滞とゞこほりなく返答致し候者の由」
今廿三日藤枝宿立ふぢえだじゆくをたち、巳時頃大井川無滞とゞこほりなく一統相済候。目出度存候。斎主、立賢りふけん、敬順、安策、常庵様、塾中一統善御頼可被成候。尚於柏於国其外宜可申候。二月廿三日。磐安於掛川宿書ばんあんかけがはじゆくにおいてしよす。徳安え。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)