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兼備
ふりがな文庫
“兼備”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんび
60.0%
かねそな
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんび
(逆引き)
下は
獣類
(
じゅうるい
)
のあいだに
介在
(
かいざい
)
するものであるから、両者の性質を
兼備
(
けんび
)
し、自分の
勝手
(
かって
)
で
都合
(
つごう
)
よきほうに
較
(
くら
)
べ、ある時はみずから
尊者
(
そんじゃ
)
の敬称を
甘
(
あま
)
んじて受け
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
明
(
あ
)
けては、
日
(
ひ
)
麗
(
うら
)
らかなる
甲板
(
かんぱん
)
に、
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
翩飜
(
へんぽん
)
たるを
仰
(
あほ
)
ぎ
見
(
み
)
ては、
日
(
ひ
)
ならず
智勇
(
ちゆう
)
兼備
(
けんび
)
の
兩
(
りよう
)
海軍大佐
(
かいぐんたいさ
)
が
新
(
あたら
)
しき
軍艦
(
ぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」と、
新
(
あたら
)
しき
電光艇
(
でんくわうてい
)
との
甲板
(
かんぱん
)
にて、
波
(
なみ
)
を
距
(
へだ
)
てゝ
相
(
あひ
)
會
(
くわい
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
兼備(けんび)の例文をもっと
(3作品)
見る
かねそな
(逆引き)
「其内、近藤勇と云ふ者は、
知勇
(
ちゆう
)
兼備
(
かねそな
)
はり、何事を掛合に及候ても
無滞
(
とゞこほりなく
)
返答致し候者の由」
大衆維新史読本:07 池田屋襲撃
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
君にもはや、
御齢
(
おんよわい
)
五十をすぎ給い、威は四海に
震
(
ふる
)
い、徳は四民にあまねく、東除西討、いまや両川の地に君臨されて、名実ともに
兼備
(
かねそな
)
わる。これは単なる人力のみの功績ではありません。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兼備(かねそな)の例文をもっと
(2作品)
見る
“兼備”の意味
《名詞》
兼備(けんび)
いくつかの物を兼ね備えること。
(出典:Wiktionary)
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
“兼”で始まる語句
兼
兼好
兼々
兼吉
兼実
兼而
兼帯
兼行
兼良
兼平
検索の候補
剛柔兼備
智仁兼備
備前兼光
備前兼定
“兼備”のふりがなが多い著者
押川春浪
新渡戸稲造
作者不詳
菊池寛
吉川英治