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介在
ふりがな文庫
“介在”の読み方と例文
読み方
割合
かいざい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいざい
(逆引き)
其
(
そ
)
れ
等
(
ら
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
の
間
(
あひだ
)
に
生
(
うま
)
れた
者
(
もの
)
も
幾人
(
いくにん
)
か
彼等
(
かれら
)
の
間
(
あひだ
)
に
介在
(
かいざい
)
して
居
(
ゐ
)
た。
有繋
(
さすが
)
に
其
(
そ
)
の
幾人
(
いくにん
)
は
自分
(
じぶん
)
の
父母
(
ふぼ
)
が
喚
(
よ
)
ばれるので
苦
(
にが
)
い
笑
(
わらひ
)
を
噛
(
か
)
んで
控
(
ひか
)
へて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
慈悲
(
じひ
)
も
情
(
なさけ
)
もないのだ。それは文字通り、時計の針の正確さで、そこに
介在
(
かいざい
)
する人間の首などを無視して、秒一秒下へ下へと下って来るのだ。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
下は
獣類
(
じゅうるい
)
のあいだに
介在
(
かいざい
)
するものであるから、両者の性質を
兼備
(
けんび
)
し、自分の
勝手
(
かって
)
で
都合
(
つごう
)
よきほうに
較
(
くら
)
べ、ある時はみずから
尊者
(
そんじゃ
)
の敬称を
甘
(
あま
)
んじて受け
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
介在(かいざい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“介在”の意味
《名詞》
介 在(かいざい)
二つの物の間に挟まって存在すること。中間にあること。
仲介する。
(出典:Wiktionary)
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
“介”で始まる語句
介
介抱
介添
介錯
介意
介殻
介錯人
介添役
介添人
介冑
“介在”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
福沢諭吉
長塚節
江戸川乱歩
新美南吉
国枝史郎
吉川英治