“介錯人”の読み方と例文
読み方割合
かいしゃくにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幕の内へは先ず介錯人かいしゃくにんが詰めた。これは前晩大阪長堀の藩邸で、警固の士卒が二十人のものに馳走をした時、各相談して取りめたのである。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大目付荘田下総守しょうだしもうさのかみを大検使として、副使多門伝八郎、大久保権右衛門の三名は、介錯人かいしゃくにん、その他十人を従えて
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほかに宗治の郎党難波七郎次郎なんばしちろじろうって控え、介錯人かいしゃくにんを命ぜられた幸市之丞が端にいた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)