“御介錯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごかいしゃく50.0%
ごかいしやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでは私が御介錯ごかいしゃく、舌を噛切かみきってあげましょう。それと一所に、きものたばねを——この私の胸を一思いに。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二十一、程なく小笠原少斎、紺糸の具足ぐそく小薙刀こなぎなたひつさげ、お次迄御介錯ごかいしやくに参られ候。未だ抜け歯の痛み甚しく候よし、左の頬先れ上られ、武者ぶりもいささかはかなげに見うけ候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)