トップ
>
『糸女覚え書』
ふりがな文庫
『
糸女覚え書
(
いとじょおぼえがき
)
』
秀林院様(細川越中守忠興の夫人、秀林院殿華屋宗玉大姉はその法諡なり)のお果てなされ候次第のこと。 一、石田治部少の乱の年、即ち慶長五年七月十日、わたくし父魚屋清左衛門、大阪玉造のお屋敷へ参り、「かなりや」十羽、秀林院様へ献上仕り候。秀林院様 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1924(大正13)年1月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
傷
(
いたは
)
羞
(
はづか
)
侍
(
さむらひ
)
偽
(
いつはり
)
出
(
いだ
)
荘厳
(
しやうごん
)
候
(
さふらふ
)
間
(
あひだ
)
魚屋
(
なや
)
一定
(
いちぢやう
)
住居
(
すまひ
)
如何
(
いかが
)
専
(
もつぱ
)
御覧
(
ごらう
)
悪
(
あ
)
提
(
ひつさ
)
煩
(
わづら
)
祈祷
(
きたう
)
聊
(
いささか
)
蛙
(
かはづ
)
且
(
かつ
)
並
(
なみ
)
主
(
あるじ
)
亥
(
ゐ
)
人
(
にん
)
伴
(
とも
)
側杖
(
そばづゑ
)
可笑
(
をか
)
名聞
(
みやうもん
)
太閤
(
たいかふ
)
孔雀
(
くじやく
)
少斎
(
せうさい
)
尤
(
もつと
)
幽斎
(
いうさい
)
御意
(
ぎよい
)
惟任
(
これたふ
)
打手
(
うつて
)
旨
(
むね
)
有之
(
これある
)
棕梠
(
しゆろ
)
法諡
(
ほふし
)
漸
(
やうや
)
無之
(
これなき
)
石見
(
いはみ
)
穢土
(
ゑど
)
蒙
(
かうむ
)
藤孝
(
ふぢたか
)
虫唾
(
むしづ
)
障
(
さは
)
難渋
(
なんじふ
)
三斎
(
さんさい
)
二十
(
はたち
)
人質
(
ひとじち
)
仔細
(
しさい
)
仕
(
つかまつ
)
体
(
てい
)
兎角
(
とかく
)
具足
(
ぐそく
)
凡
(
およ
)
功徳
(
くどく
)
口説
(
くど
)
咎
(
とが
)
咽
(
むせ
)
堕
(
お
)
如何
(
いか
)
嫉
(
ねた
)
安堵
(
あんど
)
巳
(
み
)
帰依
(
きえ
)
序
(
ついで
)
彼是
(
かれこれ
)
忠利
(
ただとし
)
忠興
(
ただおき
)
忠隆
(
ただたか
)
忽
(
たちま
)
思召
(
おぼしめ
)
悦
(
よろこ
)
愈
(
いよいよ
)
我儘
(
わがまま
)
手切
(
てぎれ
)
有之
(
これあり
)
末期
(
まつご
)
気色
(
けしき
)
涼風
(
すずかぜ
)
澄見
(
ちようこん
)
無之
(
これなく
)
然
(
しか
)
狸婆
(
たぬきばばあ
)
玉造
(
たまつくり
)
生憎
(
あいにく
)
祐直
(
すけなほ
)
羅甸
(
ラテン
)
肝
(
きも
)
腫
(
は
)
興秋
(
おきあき
)
藻
(
も
)
蝮
(
まむし
)
蝸牛
(
かたつむり
)
褒
(
ほ
)
覚束
(
おぼつか
)