“孔雀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじゃく81.5%
くじやく17.6%
とり0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三枝子は静枝が自分の前へ来るまで、孔雀くじゃくのように着飾っている絢爛けんらんな彼女の着物を観察した。それが三枝子には一つの驚異だった。
接吻を盗む女の話 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
若僧二人大なる孔雀くじやくの羽もて作りたる長柄のえいを取りて後に隨ひ、香爐搖り動かす童子は前に列びてぞゆく。輿に引き添ひて歩めるは
印度インドなる葉廣はびろ菩提樹の蔭にしてひろげ誇らむこの孔雀とり羽尾はね
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)