“鸛”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
こうのとり21.1%
こふ21.1%
こう15.8%
こうづる15.8%
こふのとり10.5%
(その他)15.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鸛”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩14.3%
文学 > フランス文学 > 評論 エッセイ 随筆14.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗7.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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「おゝ、何といふ厳かなお姫様の御入来であらうよ。あなたの頭上には金色の後光が燦然と輝き、何処からともなくこうのとりの翼の音が聞えるやうだ。」
〔出典〕武者窓日記(新字旧仮名)/牧野信一(著)
小さな池に住んでいました一匹の亀が、その池に時々来る二羽のこうのとりから、いろいろ旅の面白い話をきかされて、自分でも空を飛んでみたくなりました。
〔出典〕文学以前(新字新仮名)/豊島与志雄(著)
「それはね、遠くの遠くの方からこふの鳥が銜へて來て、うちの煙突の中に落して行つたのです。」
〔出典〕貝殻追放:016 女人崇拝(旧字旧仮名)/水上滝太郎(著)
市廳の大時計のまはりに羽搏はばたきするこふの鳥は頸を中天にさし延ばして雨の水玉を喙に受けてる。
〔出典〕ハルレム(旧字旧仮名)/ルイ・ベルトラン(著)
 お天気のいい朝こうの鳥が小さい私をオパール色の宮殿から母さんの膝につれて来たんです。
〔出典〕旅人(新字新仮名)/宮本百合子(著)
白地鳥と云う物は、背の青い、腹の白い、形はこうにそっくりの鳥じゃ。
〔出典〕俊寛(新字新仮名)/芥川竜之介(著)
たとへばこうづるの雛、飛ぶをねがひて翼をあぐれど、巣を離るゝの勇なくして再びこれを收むるごとく 一〇―一二
〔出典〕神曲:02 浄火(旧字旧仮名)/アリギエリ・ダンテ(著)
ひっきりなしに肩をそびやかしているこうづる(しまいに、そのしぐさはなんの意味もないことがわかる)。
〔出典〕博物誌(新字新仮名)/ジュール・ルナール(著)
「わしは、今これを服さうとしてゐるのだ。次の瞬間には、わしの身体はこふのとりのやうにふはりと空高く舞ひ揚ることができるのだ。大地よ。お前とは久しい間の……」
〔出典〕春の賦(新字旧仮名)/薄田泣菫(著)
こふのとりの雛の笑ふやうな声もするのだ。
〔出典〕海豹と雲(新字旧仮名)/北原白秋(著)
「わしは、今これを服さうとしてゐるのだ。次の瞬間には、わしの身体はかうのとりのやうにふはりと空高く舞ひ揚がることができるのだ。大地よ。お前とは久しい間の……」
〔出典〕独楽園(新字旧仮名)/薄田泣菫(著)
済南さいなん府の学堂、文昌閣ぶんしょうかくの家の棟に二羽のかん雁鴻がんこうの一種である)が巣を作っていた。ある日、それが西の郊外を高く飛んでいると、軍士の一人が矢を射かけて、その一羽のはぎにあたった。しかも鳥は落ちないで飛び去った。
〔出典〕中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)(新字新仮名)/岡本綺堂(著)
餌を雛に與へ終りてこふづる巣の上をめぐり、雛は餌をえてその母を視るごとく 九一―九三
〔出典〕神曲:03 天堂(旧字旧仮名)/アリギエリ・ダンテ(著)