“鸛(こう)” の例文
そのてっぺんには鳶(とび)だの鷺(さぎ)だの、また鸛(こう)の鳥だのの、巣をくったのが見られたということである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それも都(みやこ)などでは見た事もあるまい。白地鳥と云う物は、背の青い、腹の白い、形は鸛(こう)にそっくりの鳥じゃ。この島の土人はあの肉を食うと、湿気(しっき)を払うとか称(とな)えている。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
但し是等は食(くら)うべからず即ち鵰(わし)、黄鷹(くまたか)、鳶(とび)、鸇(はやぶさ)、鷹(たか)、黒鷹の類(たぐい)、各種(もろもろ)の鴉(からす)の類(たぐい)、鴕鳥(だちょう)、梟(ふくろ)、鴎(かもめ)、雀鷹(すずめたか)の類(たぐい)、鸛(こう)、鷺(さぎ)、白鳥、鸅鸆(おすめどり)、大鷹、鷀(う)、鶴(つる)、鸚鵡(おうむ)の類(たぐい)、鷸(しぎ)および蝙蝠(こうもり)
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
 お天気のいい朝鸛(こう)の鳥が小さい私をオパール色の宮殿から母さんの膝につれて来たんです。
旅人 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)