“鵰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおとり33.3%
わし33.3%
ヴルチュール33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんのわずかの供廻ともまわりを連れただけで二人は縦横に曠野こうや疾駆しっくしてはきつねおおかみ羚羊かもしかおおとり雉子きじなどを射た。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
但し是等はくらうべからず即ちわし黄鷹くまたかとびはやぶさたか、黒鷹のたぐい各種もろもろからすたぐい鴕鳥だちょうふくろかもめ雀鷹すずめたかたぐいこうさぎ、白鳥、鸅鸆おすめどり、大鷹、つる鸚鵡おうむたぐいしぎおよび蝙蝠こうもり
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
リグヴヱダには、梟痛く鳴くを聞く者、死と死の神を詛うべしと有り。ラーマーヤナムには、梵援王、肉と魚を瞿曇仙人に捧げ、仙人瞋つて王を詛ひ、ヴルチュールと化す譚有り。
詛言に就て (旧字旧仮名) / 南方熊楠(著)