“供廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともまわ62.5%
ともまはり25.0%
ともまは12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よしよし、使いの返事、よくわかった。もう今朝はここを立つ。はやはや外へ出て、そちたちも、供廻ともまわりのことなど急げ」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
阿部家では新主伊予守正教まさのりが八月に入国した。わたくしは其供廻ともまはりの誰々であつたかを知らぬが、医官中に伊沢氏の無かつたことは明である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
浮世渡りはさま/″\に、草のたねかや人目には、荷物もしやんと供廻ともまはり、泊りをいそぐ二人連れ——
近松半二の死 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)