“ともまわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
供廻83.3%
伴廻16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間への神々しい賜物の将来者のように神格化した、人類の恩人たちのことを考えてみても、かれらのうしろに何の供廻ともまわりも流行家具の車につんだ荷もわたしの眼にうかびはしない。
それでにわかに供廻ともまわりを作らせて、葵夫人は御禊みそぎの行列の物見車の人となったのである。やしきを出たのはずっと朝もおそくなってからだった。この一行はそれほどたいそうにも見せないふうで出た。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
是れは木挽町こびきちょう三丁目の岡村由兵衞おかむらよしべえと云う袋物商ふくろものやと云うとていが宜しいが、仲買をしてお出入先から何品なにしなをと云うと、じき宮川みやがわへ駈付けるという幇間おたいこ半分で面白い人で、また一人は伴廻ともまわ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)