“供揃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともぞろ70.0%
ともそろひ10.0%
ともぞろい10.0%
ともぞろへ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右衛門大夫秀治うえもんだゆうひではるは、きょう城を出て光秀と会見するため、もう身支度から供揃ともぞろいまでしているのである。何で今さら——といわぬばかりな顔して
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さても越前守には紀州より兩臣歸着きちやくにて逐一ちくいち穿鑿せんさく行屆たれば直樣すぐさま沐浴もくよくなし登城の觸出ふれだし有て御供揃ともそろひに及び御役宅おやくたくを出で松平伊豆守殿御役屋敷を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
毎年秋のを鹿ががさつかせるという時分、大したお供揃ともぞろいで猟犬や馬をひかせておくだりになったんです。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)