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逐一
ふりがな文庫
“逐一”の読み方と例文
読み方
割合
ちくいち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちくいち
(逆引き)
その想像を
足
(
た
)
して有村に
逐一
(
ちくいち
)
のことを話していると、さらにまた五、六騎、大地をうってくる
蹄
(
ひづめ
)
の音が、闇の街道を乱れあってきた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「まだ結論に行っているわけではありません、単に、
逐一
(
ちくいち
)
比較してみようとしているだけのものですから、そのつもりでお聞き下さい」
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その無理が
祟
(
たた
)
って、今でもこの通りだと、
逐一
(
ちくいち
)
を述べ立てると先方の女は笑いながら、あの金剛石は
練物
(
ねりもの
)
ですよと云ったそうです。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
逐一(ちくいち)の例文をもっと
(61作品)
見る
“逐一”の意味
《名詞・形容動詞》
逐一(ちくいち、ちくいつ)
一つ一つ順を追って。詳細に。
(出典:Wiktionary)
逐
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
“逐”で始まる語句
逐
逐電
逐出
逐次
逐払
逐返
逐々
逐天
逐落
逐攘
“逐一”のふりがなが多い著者
中里介山
下村湖人
吉川英治
三上於菟吉
夏目漱石
大阪圭吉
牧逸馬
作者不詳
福沢諭吉
林不忘