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ちくいち
ふりがな文庫
“ちくいち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
逐一
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逐一
(逆引き)
取たること
迄
(
まで
)
逐一
(
ちくいち
)
訴へ呉ん
邪魔
(
じやま
)
せずと
其所
(
そこ
)
を
開
(
ひら
)
いて通しをれと
罵
(
のゝし
)
るを段右衞門は
怒
(
いか
)
り
汝
(
おの
)
れ
生
(
いか
)
して置ば我が身の仇なり覺悟をせよと切付るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これ
等
(
ら
)
の件々は
逐一
(
ちくいち
)
計
(
かぞ
)
うるに
暇
(
いとま
)
あらず。
到底
(
とうてい
)
上下両等の士族は
各
(
おのおの
)
その等類の内に
些少
(
さしょう
)
の
分別
(
ぶんべつ
)
ありといえども、動かすべからざるものに非ず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その翌年になって、賊は
紹興
(
しょうこう
)
地方で捕われて、
逐一
(
ちくいち
)
その罪状を自白したが、かれは案外の小男であった。彼は当夜の顛末についてこう語った。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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