“練物”の読み方と例文
読み方割合
ねりもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その無理がたたって、今でもこの通りだと、逐一ちくいちを述べ立てると先方の女は笑いながら、あの金剛石は練物ねりものですよと云ったそうです。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
南は芝、西は麹町こうじまち、東は霊岸島、北は神田。百六十余町から出す山車、山鉾が四十六。ほかに、附祭つけまつりといって、踊屋台、練物ねりもの曳物ひきもの数さえつばらに知れぬほど。
練物ねりもの行列 その法会の終りの日に大いなる練物がある。それは一口に言い尽すことが出来ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)