“練衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねりぎぬ90.0%
ねりぞ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脊丈のほどもわるる、あの百日紅の樹の枝に、真黒立烏帽子鈍色に黄を交えた練衣に、水色のさしぬきした神官の姿一体。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ここの大池の中洲の島に、かりの法壇を設けて、雨を祈ると触れてな。……練衣烏帽子狩衣白拍子の姿がかろう。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
練衣を下に着て、柔かそうな直衣をふんわりと掛け、太刀いたまま、紅色の扇のすこし乱れたのを手にもてあそんでいらしったが、丁度風が立って、その冠のが心もち吹き上げられたのを
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)