“ねりぎぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
練絹72.9%
練衣18.8%
4.2%
素縑2.1%
練帛2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この美女たちがいずれも長い裳裾を曳き、薄い練絹被衣を微風にらせながら、れ違うとお互いにやかな会釈を交わしつつ
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
ここの大池の中洲の島に、かりの法壇を設けて、雨を祈ると触れてな。……練衣烏帽子狩衣白拍子の姿がかろう。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
梅のには一木無く、処々の乱石の低くはるのみにて、地はきたるやうの芝生の園のを、玉の砕けてり、の裂けてる如き早瀬の流ありて横さまに貫けり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
素縑を垂れたる如き吉井滝あり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
と、一すじの練帛をとり寄せて、貴妃の眼のまえにつきつけた。斬られるのがいやなら自決せよという酷薄無残な宣告なのである。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)