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鋪
ふりがな文庫
“鋪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
し
78.6%
みせ
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し
(逆引き)
机が二つ九十度の角を形づくるように据えて、その前に座布団が
鋪
(
し
)
いてある。そこへ据わって、マッチを擦って、朝日を一本飲む。
あそび
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
下には
黄金色
(
きんいろ
)
をした
磚
(
かわら
)
を
鋪
(
し
)
いてすこしの塵もなかった。老嫗は青年を伴れて
遊廊
(
かいろう
)
を通って往った。遊廊の欄干も皆宝石であった。
賈后と小吏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鋪(し)の例文をもっと
(11作品)
見る
みせ
(逆引き)
渋りて物を出さぬ家は会釈もなく踏込で或は
鋪
(
みせ
)
をうち毀し家内を乱暴に及ぶにぞ、
蓄財家
(
かねもち
)
は皆
戦慄
(
ふるへおそれ
)
て家業を休み店を閉めて只乱暴の防ぎをなせば
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その広い
鋪
(
みせ
)
に並べてあって、その中には、外国人がクリスマスに食べるようなパイや、その他種々な生菓子が並べてあると、一方の
棚
(
たな
)
の中には、
栗饅頭
(
くりまんじゅう
)
や、金つばや
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
鋪(みせ)の例文をもっと
(3作品)
見る
鋪
漢検準1級
部首:⾦
15画
“鋪”を含む語句
鋪石
屋鋪
鋪道
老鋪
鋪装
一鋪
座鋪
鋪石道
鋪床
老鋪代
鋪板
鋪甃
鋪甎
鋪設
鋪路
鋪金
鞄鋪
風炉鋪
酒鋪
薬鋪
...
“鋪”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
ヴィクトル・ユゴー
徳冨蘆花
葉山嘉樹
南方熊楠
モーリス・ルヴェル
徳田秋声
中里介山
谷崎潤一郎
森鴎外