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ねり
ふりがな文庫
“ねり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
練
70.6%
煉
11.8%
黄蜀葵
5.9%
捏
5.9%
粘
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
練
(逆引き)
次第に数が増すと、まざまざと、
薄月
(
うすづき
)
の曇った空に、
嘴
(
くちばし
)
も翼も見えて、やがては、
練
(
ねり
)
ものの上を飛交わす。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ねり(練)の例文をもっと
(12作品)
見る
煉
(逆引き)
ぞ
取結
(
とりむす
)
ばせける夫より夫婦
間
(
なか
)
も
睦
(
むつま
)
しく暮しけるが
幾程
(
いくほど
)
もなく妻は
懷妊
(
くわいにん
)
なし嘉傳次は
外
(
ほか
)
に
家業
(
なりはひ
)
もなき事なれば
手跡
(
しゆせき
)
の指南なし
傍
(
かたは
)
ら
膏藥
(
かうやく
)
など
煉
(
ねり
)
て
賣
(
うり
)
ける月日早くも
押移
(
おしうつ
)
り
十月
(
とつき
)
滿
(
みち
)
て頃は寶永二年
戌
(
いぬ
)
三月十五日の
夜
(
よ
)
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
に
安産
(
あんざん
)
し玉の如き男子
出生
(
しゆつしやう
)
しける嘉傳次夫婦が
悦
(
よろこ
)
び大方ならず
程
(
ほど
)
なく
七夜
(
しちや
)
にも成りければ名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ねり(煉)の例文をもっと
(2作品)
見る
黄蜀葵
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
又
(
また
)
蕎麥
(
そば
)
を
打
(
う
)
つたことがあつた。
彼
(
かれ
)
は
黄蜀葵
(
ねり
)
の
粉
(
こ
)
を
繼
(
つな
)
ぎにして
打
(
う
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
おつぎへ
注意
(
ちうい
)
をして
能
(
よ
)
くは
茹
(
う
)
でさせなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
手桶
(
てをけ
)
の
冷
(
つめ
)
たい
水
(
みづ
)
で
曝
(
さら
)
した
蕎麥
(
そば
)
は
杉箸
(
すぎはし
)
のやうに
太
(
ふと
)
いのに、
黄蜀葵
(
ねり
)
の
特色
(
とくしよく
)
の
硬
(
こは
)
さと
滑
(
なめ
)
らかさとで
椀
(
わん
)
から
跳
(
をど
)
り
出
(
だ
)
し
相
(
さう
)
に
成
(
な
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ねり(黄蜀葵)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
捏
(逆引き)
やっと気がついて、水と、葡萄酒の樽と、二十五斤入りの乾麺麭の袋を一つ投げてよこしたが、乾麺麭の袋は見当がちがって海に落ち、引揚げたときは大きな
捏
(
ねり
)
粉の塊りになっていた。
海難記
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ねり(捏)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘
(逆引き)
種類は十四五種ぐらゐあるらしいが、どの香も、
粘
(
ねり
)
稠剤の関係でか、香気の共通性があつて、香気は異るには異るのだが、香水ほど際立たない。之れも、特殊な場合の、特別な用途にはいいだらう。
「香水の表情」に就いて:――漫談的無駄話――
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
ねり(粘)の例文をもっと
(1作品)
見る
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いた
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こび