“煉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ね75.0%
ねり8.3%
いた4.2%
いぶ4.2%
う4.2%
ねっ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綺麗なのが不仕合せ——不思議な言葉ですが、封建的に煉(ね)り堅めたやうな江戸時代には、さう言つた例も少なくなかつたのです。
それはいま読んだ「恐れ乍(なが)ら売弘(うりひろ)めの為の口上、家伝いゑもち、別製煉(ねり)やうくん」と書いた、紛(まぎ)れもなく今の将軍家を誹謗(ひぼう)した刷物(すりもの)です。悪い奴に、悪い物を拾われました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
打ちかちがたくあきらめられていた地上の法則が滅亡して、魂は今新しき天の法則の支配にはいろうとしている。試みられ煉(いた)められたる魂は新生のよろこびにおどっている。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「焼くわけにも行くまい、硫黄で煉(いぶ)して、少しイキの悪くなったところを、手前ものの早桶にでも入れて泉水に沈めましょう」
あの森の中にはジプシイが住んでをつて、妖女(ウェーヂマ)が火掻棒に跨がつて空を翔けまはるやうな晩に限つて、巣窟(あな)から出てきて、鉄を煉(う)つのぢや。
源「幾ら煉(ねっ)てもいけません」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)