“洗煉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんれん92.9%
リファインメント7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まず感じることです。感覚を、最も美しく賢く洗煉せんれんすることです。自然美の直接の感受から離れた思考などとは、灰色の夢ですよ。」
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
紅葉の考え方とか物の観方みかたと云うものは、常識の範囲を、一歩も出ていないのですからね。たゞ、洗煉せんれんされた常識に過ぎないのですよ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
アナトールのは趣味のよさにしろ洗煉リファインメントね。洗煉というものはむずかしくて洗煉ずきの俗っぽさがいやというもう一段上の趣味の高さがあるから面白うございます。