一月二日〔巣鴨拘置所の顕治宛駒込林町より(封書)〕 一九四五年一月二日 明けましておめでとう。爆竹入りの越年でしたが、余り近い所へ落ちもせず、しずかな元日でした。その上昨晩は思いのほか通して眠れたのでけさは特別よい二日です。寿江子が帰って来 …
著者 | 宮本百合子 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約3時間60分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約6時間40分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
業
勝
輝
延
静
源
顴骨
肌
楽
御宿
萎靡
に
燃
咎
嶽
蚤
河内
蕁草
剤
洗煉
氾濫
気
叢
床
髭
風丰
又候
陽炎
采女
大蛇
峡
薹
恙
橄欖
繍
犇
檜葉
濺
漸々
氷垂
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