“峡”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
はざま35.7%
かい32.1%
かひ21.4%
たに3.6%
あい1.8%
1.8%
けい1.8%
たにあい1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“峡”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
川が崖に沿うて走るようになり、白い巌壁からなるはざまの鉄道橋を渡ったとき、ドナウが依然としてそう細くなってはいなかった。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
主人若し打たれては残卒全からず、何十里の敵地、其処そこの川、何処のはざまで待設けられては人種ひとだねも尽きるであろう。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その西北のかいに長さ七、八丈、太さ十囲とかかえもあるという大蛇だいじゃんでいて、土地の者を恐れさせていた。
けさふとすがたを見せたのは、かいをつたって、小太郎山こたろうざんからねむらずにきた咲耶子さくやこである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「山のかひそことも見えず一昨日をとつひも昨日も今日も雪の降れれば」(同・三九二四)を作り、大伴家持は
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
かぜは……昼間ひるまあをんだやまかひからおこつて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それに、最初たにへ斬りおとした秋穂左馬之介を加えて、きょう仕留めた獲物はつごう三名。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ある時ある所で、私は山の中のたにのふちに立ったことがあります。
幻滅 (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
籐椅子に身をうづめた光代はこれ等の会話を聴きながら黙つて深い瞳をぢつと山あいの闇に凝らしてゐた。
水と砂 (新字旧仮名) / 神西清(著)
「その長さ谿たに八谷やたに八尾やおをわたりて」は、そのままにして解釈はいらない。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
片品の水せばまりてけいをなしている処、奔流碧潭へきたん、両岸の絶壁いずれも凡ならず。
その上、おびただしい金布きんぷ贈物おくりものを残して、刈屋頼母かりやたのも大川内おおかわちたにあいからかごを戻して行った。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)